「CMS」とは、「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略でWEBサイトのデザインやレイアウトをテンプレートとして管理・運用でき、WEBサイト全体も作成できるシステムのことです。CMSを使うとWEBの知識がないお客さまサイドの方でも簡単に編集・更新が可能になります。CMSの実装はブログやニュースなどある程度、更新頻度が高いコンテンツの配信の自由度が向上します。これはコンテンツ配信の際、制作会社への依頼などのタイムラグがなくなりスピディーな配信が可能になるからです。
配信の自由度が上がることによって、他のプロモーションに合わせて情報発信が可能になるなど、より戦略的なWEBサイトの運用が可能になります。タイムリーなコンテンツを配信するWEBサイトをご予定の方は、是非CMSの実装をおすすめします。
あまりリリースする情報がないという場合でも、ニュースやブログ、商品情報などWEBサイト内で配信や更新がまったくなく、放置状態になってしまうと、YahooやGoogleでの検索順位が下落してしまいますので、できるだけ定期的な更新があるように設計することが望ましいです。
CMS上で WEBサイトを作成することで、レスポンシブデザインをスムーズに実装することも可能です。レスポンシブとは、パソコンやスマートフォン、タブレットといったそれぞれのデバイスにデザインが見やすく最適化されるWEBサイト構築の手法を指します。
CMSでWEBサイトを作成する場合パソコン用のデザインデータから、半ば自動的にスマートフォン用のデザインを生成することができます。この結果、工数を減らすことができ、制作コストを抑えることができるようになります。
このレスポンシブに対応する意味ですが、まず1つ目にYahooやGoogleでの自然検索でのSEO的な観点があります。
レスポンシブに対応していることで、そうでないサイトより自然検索結果の順位が優先されることが分かっています。
2つ目にスマートフォンでの閲覧者の増加があります。
BtoC用のWEBサイトはもちろん、BtoBサイト・ビジネスパーソンを対象としたサイトでも、担当者や決済者がPCではなく電車や車の中といった移動中や、仕事と仕事の合間といったスキマ時間を利用してスマートフォンでサイトチェック、情報収集しています。このためスマートフォンでもWEBサイトが最適化されユーザーが使いやすく、情報を取得しやすい状態にしておくことが重要です。
ソフトウェーブでは、CMSの導入を考えているお客様に対し、既存サイトの構成やデザインの整合性を保ちつつCMSの実装をサポートします。
ただ、どうしてもCMSにはデザインの自由度に制限があるというデメリットがあります。そんな時は、更新頻度の高い部分にのみCMSを実装することをおすすめします。TOPページやビジュアルを活かすようなページはカッチリ作り、ニュースや、記事ページなどの更新頻度の高いページにはCMSを実装することでデザイン性を損なわずに、更新や情報発信のしやすさも兼ね備えたサイトにすることができます。
WEBサイトのデザインにもこだわり、配信効率も追求したい方にはこちらをおすすめします。
どのようにCMSの機能を使い、どうカスタマイズしたいかなどお気軽にソフトウェーブまでご相談ください。