とりあえずや他社が持っているから、なんとなくといった理由で、コーポレートサイトを作っていませんか?
コーポレートサイトは、しっかりとしたものを制作すれば、自社の魅力をターゲットに伝え、ビジネスを成功させるための有効なツールとして活躍させることができます。

コーポレートサイトのターゲットは既存の顧客や取引先と、まだ自社の商品・サービスを知らない潜在顧客、その他に求職者や株主といった人たちです。
制作は、それぞれの人たちへ向けたコンテンツ、ページを作りますが、その中でより注力するターゲットに照準を合わせてデザインを実施します。

ただ、どのターゲットに照準を合わせる場合でもこの人たちへ共通して伝えたなければいけないコトがあります。
1つ目は、大前提ではありますが、どのような業種で、どういう商品やサービスを提供していて、その商品・サービスはどう優れているかといった、取り扱っている「モノ」に関するコトです。

次に2つ目、こちらが特に大切ですがどのようなこだわりがあり、どういった精神・姿勢で事業を進めているかといった「想い」に関連するコトです。
1つ目の取り扱う「モノ」にばかり注目して、この2つ目の企業の「想い」の部分は軽視されがちです。しかし、想像してみてください、自分で何か購入する際、信頼しているお店や相手から購入したいと思いませんか?
特に初めて知ってもらう、買ってもらうというシーンで重要になってくるのが、この信頼の有無です。多くの人にあまり注目されていないのですが、この信頼を醸成するのが実は「企業の精神・姿勢」なのです。

購入などのアクションを起こす際、"どんな"お店なんだろう?"どんな"人なんだろうと知りたくなりませんか?
この"どんな"という相手の疑問を埋めることができるのが「企業の精神・姿勢」です。
本来は企業イメージとは無機質なものですが、「企業の精神・姿勢」を語ることで、企業に「人格」を付与することに役立ちます。この企業の「人格」を知った人は、その企業に対して親近感を覚え、本来、無機質であるはずの企業に対し感情を伴ったコミュニケーションをするようになります。これが発展したものが「ファン」という顧客層です。

この「ファン」となった人たちのビジネス上でのインパクトは皆さんもご存知の通りです。
提供する商品やサービスのクオリティーも、もちろんですがこの「企業の精神・姿勢」を上乗せすることで、ターゲットが起こすアクションの後押しとなり、展開するブランディングの重要な足掛かりとなります。